厚生労働省は、6月に成立した年金改正法による個人型確定拠出年金(iDeCo)の拠出限度額引上げについて、引上げ時期を2027年1月からとする方針を固めた。
引上げ額の7,000円は、2025年度税制改正大綱に明記。
引上げ後の上限額は、会社員は企業年金の有無にかかわらず月62,000円。
企業年金ありの会社員の場合、現状のiDeCoと企業年金の合計月55,000円(かつiDeCoは月2万円が上限)が月62,000円(iDeCoの上限は撤廃)となる。
企業年金なしの会社員の場合、月23,000円から月62,000円となる。
自営業者らは、国民年金基金との合計月6万8,000円から7万5,000円となる。