厚生労働省は5日、全国の地域別最低賃金の改定額を集計した結果を公表した。
全国加重平均は過去最高の1,121円で昨年度から66円引上げとなった。
過去最大の上げ幅である。
最高額は東京の1,226円で、最低額は高知、宮崎、沖縄の1,023円と、初めて全都道府県で1,000円を超えた。
最大の引上げ幅は熊本の82円で、国が示した引上げ目安額64円を39県で上回った。
発効日を例年の10月から遅らせる地域が相次ぎ、秋田や群馬は2026年3月の予定。