厚生労働省が28日に公表した「令和7年版 過労死等防止対策白書」」によると、令和6年度の労災等認定件数で精神障害事案は1,055件と過去最多だった。
事案別の労災支給決定件数は、「パワーハラスメント」が最多(224件)で、「仕事の量、質」209件、「対人関係」197件が続いた。
また、過労死等に係る調査・研究の重点業種である外食産業のアンケート調査結果を紹介。
過去1か月で平均的な1週間当たりの労働時間が週60時間以上と回答した割合が多かったのは、職種別に「店長」が29%、「エリアマネージャー、スーパーバイザー等」24%、「店舗従業員(調理)」13.3%の順だった。
